テキーラのもと
突然にょきっと顔を出した、巨大アスパラ?!
リュウゼツランの花茎だ。
これが4~5メートルくらい伸びて、更に横に枝を出し、
白い花をつける。(電線の上の部分にそっくり)
そこまでしたら、寿命ということで枯れてしまうらしい。
でも大丈夫、ちゃんと下の部分でたくさんの後継者を
準備している。
ただでさえ、巨大な葉っぱなのに、こんなものまで
でるから、存在感のかたまり。
性格は「目立ちたがりのラテン系」と見た。
さすがメキシコ生まれ。よっ!テキーラの原料!!
英語では「センチュリープラント」といい、
100年に一度花が咲くと言われているらしいが、
熱帯だと、実際には10~20年で咲くというから
合ってる。合ってる。
とにかく風、塩害に強いので10年ほど前に1本植えた
ものが、どんどん増えて今や群生している。
子どもの頃から、リュウゼツラン=こうもり
というイメージがある。
なんでだろうと考えてみたら、花茎の横に伸びた枝に
こうもりが止まっているのを見たんだったか、
「こうもりが止まるよ」というのを聞いただけなのか、
今ではわからなくなっている。
あの頃夕暮れ時に見た花茎は、とにかく幻想的で、
完全に童話やジブリの世界に引き込まれる。
こうもりは、ぴったりのアイテムになる。
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