テキーラのもと

おこ

2012年09月24日 09:56

突然にょきっと顔を出した、巨大アスパラ?!





リュウゼツランの花茎だ。

これが4~5メートルくらい伸びて、更に横に枝を出し、
白い花をつける。(電線の上の部分にそっくり)

そこまでしたら、寿命ということで枯れてしまうらしい。

でも大丈夫、ちゃんと下の部分でたくさんの後継者を

準備している。

ただでさえ、巨大な葉っぱなのに、こんなものまで

でるから、存在感のかたまり。

性格は「目立ちたがりのラテン系」と見た。

さすがメキシコ生まれ。よっ!テキーラの原料!!

英語では「センチュリープラント」といい、

100年に一度花が咲くと言われているらしいが、

熱帯だと、実際には10~20年で咲くというから

合ってる。合ってる。

とにかく風、塩害に強いので10年ほど前に1本植えた

ものが、どんどん増えて今や群生している。

子どもの頃から、リュウゼツラン=こうもり

というイメージがある。

なんでだろうと考えてみたら、花茎の横に伸びた枝に

こうもりが止まっているのを見たんだったか、

「こうもりが止まるよ」というのを聞いただけなのか、

今ではわからなくなっている。

あの頃夕暮れ時に見た花茎は、とにかく幻想的で、

完全に童話やジブリの世界に引き込まれる。

こうもりは、ぴったりのアイテムになる。







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